公立学校の広報費は、私企業に比べて極端に低い?
・結論:何をしたら、何がわかったか
「学校の広報費」について少し調べてみたら、公立学校における広報費の割合が私企業に比べて極端に低いことがわかった。
・何をしたか
「学校 広報」「学校 広報費」「公立学校 予算」
でgoogle検索をかけて、いくつかデータを探してみた。
・なぜしたか
「学校の広報支援」「集客支援」に関する事業立案を考えており、予算規模を調べる必要があったため。
・何がわかったか
公立学校における広報費の割合が私企業に比べて極端に低いことがわかった。
公立学校の予算の内訳について
平成15年の古い情報ではあるが、
支出項目のほとんどが 人件費。
(全体の支出は 11,884,235 百万円)
順位別にみると
- 人件費 10,532,323 全体の支出の 88.6%
- 建築費 1,095,392 全体の支出の 0.092%
- 債務償還費 1,125,004 全体の支出の 0.094%
となっていた。(単位:百万円)
これに対し、広報費と思われる”補助活動費”は 313,142 (百万円)。
これは、全体の支出の なんと 0.026% 。
公立学校における広報費は、かなりの割合の低さであることがわかった。
・考察、ディスカッション
○公立学校における広報費の割合が低い理由.
やはり、公立なのでそこまでお金はかけなくとも地域から集まってくる見込みがあるということなのだろうか。
この点は、もう少し考察の余地がありそう。
○ちなみに、企業における広報費の割合と比較してみると...
まずはあらゆる業種を含めた全体で見た時の平均は売上に対して5%から10%が相場の様です。
これはもちろん広告宣伝費の需要が高い業種、通信・サービス業の場合は15%から20%、逆に流通業の場合は1%から3%と言われているようです。
外食・関連サービス 5%
化粧品・健康食品会社 10%
不動産 4%
教育 3%
通販・サービス業 15~20%
化粧品業 10%
流通業 1~3%
自動車業界 1~2%
飲料業界 5%
金融業界 1~5%
○私立学校については、データにすぐたどり着けなかったため調査できなかった。(*そもそも、私立学校としては公表する義務がない)
・反省+次はどうするか
○反省
マーケット調査といった名目で突発的にちょっと調べてみたが、そこまで意味のあることかどうか?というと微妙なところ。今後役に立つかもわからないが、遠回りばっかりしていても仕方ない。
○次はどうするか
YAGNIの原則にしたがって、早く顧客に話を聞きに行くこと。
周りの人から、検証できるフィードバックを得られるような資料の作り込みを急ぐこと。
調べるにしても、もっと結果に直結するようなデータを選定すること。
・おわりに(感想)
1年ぶりに読んだ id:teruyastar さんの下記の記事に背中を押され、
とにかくやったことをアウトプットしようと思い、
とりあえず調べたことをざっとまとめて記事にしてみたのが本記事だ。
積極的に恥をかいて
アウトプットを広げる努力
アウトプットに飛び込む努力
アウトプットに居続ける努力
につながることが、「正しい努力」になります。
まだまだ考察も足りないし、
下手すれば時間を無駄にしたとも言える時間の過ごし方をしてしまった。
もっと改善をしていきたい。
そのためにも、またアウトプットをしていきます。